##迷い人が綴りて##

一眼デビューを機にブログ新設。へなちょこ動画作者が旅や関心事を気ままにつづります。

安くて美味いパンケーキ? 〜LUMIX 20mm F1.7〜

meizinp.hatenablog.com

 

前回の記事からそれなりの時間が経ってしまいましたが、重い腰を上げて続きを。2本(+α)の標準単焦点でどれを買おうかと悩んでいましたが、結局選ばれたのは...

 

 

 

kakaku.com

LUMIX 20mm F1.7 のパンケーキ...の旧型でございます。

 

・・・は?

 

 

 

  • なぜ、わざわざ旧型を?

今回の新おレンズは中古で生やしました。

前回の記事を書いた地点で、 20mm F1.7 を買うことは既定路線となっていました。25mm単焦点を買うと上位レンズ(パナライカとか)に目が移りそう・・・ということよりも、結局は

ぽってのローライと同じ画角(換算40mm)が欲しかっただけ。 ( ˘ω˘ )

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アニメ「たまゆら」より、ぽってこと沢渡楓ちゃん。登場何回目だよ。

 

しかし、ポチるタイミングでまさかの価格高騰

 

結局キタムラで中古を探すことにしましたが、「中古で買うなら旧型でもよくない?」との思いつき。

新型と旧型で、中古の価格差は5000円弱。光学性能は変わらず、変化は外装の品質向上とそれに伴う「若干の性能改善」。

 

新型と旧型の中古美品をそれぞれお取り寄せ、手に取って比較してみたところ、確かに新型の造形クオリティは金属質でGood。一方で旧型はややプラスチッキーで古くさい。

ただし、品質が上がった代償として、新型はピントリングが回しにくい。動画撮影時にMFでピン送り・・・なんて使い方を考えると、旧型の方が難なく操作できる。

 

クオリティ向上に伴う「若干の性能改善」も言うほど感じず、これで5000円お買い得なら選ばない手はない。

 

 

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・・・というわけで、生えました。

 

愛機のE-M5markIIと合わせると、普段使いの小さなバッグにもなんとか入るサイズ感。

大きな交換レンズは家に置いて、20mmとの組み合わせでスナップ撮りに出かける・・・。そんなラフな使い方をバッチリこなせます。

 

 

  • 気になるAFは...?使い勝手のレビュー

「遅い」と酷評されているAFスピードは、想定していたよりもずっと早い。

 

少なくとも、安物コンデジと同等以上のスピードはあるので、スナップ撮影や風景撮りには何も困らない。動きもの(子供とか?)は厳しそうだけど、自分には関係のないお話。

夜景になると少しだけ迷いやすくなるけれど、何度かAFし直すなりMFでサポートして粘ってあげれば問題なし。

メーカー保証はされていないが、オリンパス機ならコンティニュアスAFも動く・・・とはいえ、流石にこれは使い物にならず。

 

他のm4/3レンズが爆速AFばかり、そのなかで遅いとされるパンケーキ。一眼"レフ"のレンズと比べれば、並程度の早さはありましたとさ。

 

その他の使い勝手は文句なし。薄さを活かしてスナップを楽しもう。

 

 

  • パンケーキの描写力は?

どうもパンケーキレンズには、薄さの代償として「F値が暗い」「描写はイマイチ」というイメージがつきまとう。20mm F1.7 のF値は他の単焦点同等に小さい・・・そのぶん写りはどうか。

m4/3の初期レンズの中では「神レンズ」との呼び声も高い1本。高性能なレンズが後を追って出揃ったいま、この買い得中古レンズはどんな実力を発揮してくれるのだろう。

 

例によって、初心者のポンコツ作例集にお付き合いください。

 

 

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20mm単焦点を生やすきっかけのひとつ、「たまゆら」の聖地。ぽってのローライと同じ画角で収めてみました。

開放からピントが合った部分(案内看板)はシャープ。拡大すると、白い部分のフチに紫や緑の色収差が若干見えるものの、普通に見るには修正不要なレベル。

 

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今までメインで使っていた ”ずぼらズーム”(M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II)は、E-M5IIの「Natural」で撮ると色が薄い気がしていた。現像で彩度をアップさせてあげないと、味気ない写真になりがち。

それに比べると、単焦点は何気なく撮ったときにも色乗りがいい気がする。現像で色味を調整してあげなくても、わりと鮮やか。

私物ではないものの、他にもいくつかのLUMIXレンズを使った経験があるけれど、色の濃い(一部は濃すぎる)レンズが多い気がする。

  

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被写体を近づければ背景はとってもボケる。さすが単焦点。別の言い方をすれば、気が緩んで少しでもピントを外すとぼんやりとした写真になってしまうから、開放での撮影には注意が必要?

上の写真の右上を見ると玉ボケ。端の方はやや「レモンボケ」だが、開放F値・小ささとのトレードオフ?・・・むしろ、普通の背景でもボケが渦巻いて見える「グルグルボケ」にはならないのでGood。

 

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接写能力もなかなか高し。フラッシュを焚いて撮影しましたが、花びらの質感がヤバい。もちろん飯テロ画像(テーブルフォト)にもバッチリ。

 

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m4/3は被写界深度が深く、F2.8くらいに絞れば適度なピント域の写真に。

F2.8~4に絞ると描写力のピークが得られる・・・らしいけど、自分の目にはイマイチ違いがわからない。むしろ、シャープさ自体は評価のイマイチな ”ずぼらズーム” とも、思ったほどの違いは感じない。

ただ、何気なく撮ったときの「味」は、”ずぼらズーム” との確かな違いを感じる。もしかして、単に撮っているときの気分が高まるっていたから・・・?

 

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ハイレゾショットを使うと、合焦部分は超シャープ

1600万画素では違いが分からなくても、4000万画素クラスともなれば話は別で、レンズの性能差が如実に現れる。「ずぼらズーム」では真価を発揮できなかったが、このレンズを使えば解像力をぐっとアップさせてくれる。

 

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夜景。F値が小さいのでシャッタースピードが稼げる、ISO感度が上がりにくい。すなわちブレにくい・ノイズが乗りにくい

ただし、被写界深度が浅くなるから背景はぼんやりした写真に。風景撮りのときはちゃんと絞るべし。

 

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長時間露光の夜景。絞ればF4あたりから光条が伸びてくる。F10オーバーにすればビシャーッと出てくれるが、描写・画質とのトレードオフ

オリンパスの「ずぼらズーム」は、F10以上に絞ってやっと出るかどうか、夜景で絞る気にはならなかった。

単焦点のこの光条なら、スナップでも絞って撮るのも面白そう。

 

 

わかりやすく3点にまとめます。

 

やっぱボケるっていいっすな。ずぼらズームを使うときより、写真が「キマった」ときの満足感が高まります。

ずぼらズームより基本は使いにくい・・・けど時に使いやすい?適材適所で使い分けるのが楽しくなる。これが面倒だって人は、素直に高級コンデジを買う方が幸せになれるかと。

加えて、20mmの画角は絶妙に使いやすく、選んでよかったと満足しております。

 

  • 小さいは正義

撮影旅行の時はある程度の覚悟を決めて(・・・とはいっても自分はずぼらズームだけど)レンズ一式を持って行こうと思う。

しかし、普段からそんなことはやっていられないわけで。小さい・薄い・軽いは日常使いをする気分にさせるには大切な要素。

単焦点を買ってから、愛機を使う機会が少しばかり増えたとさ。

 

  • 中古レンズはキタムラで

今回、キタムラでネット中古を探してから、最寄りの店舗で実際に手に取って決めました。

同じレンズでも状態の違うものを2本取り寄せられるので、より安く状態のいい中古を手にできるでしょう。贅沢な使い方ながら、違うレンズを取り寄せて、手元で比較して決めることもできますぞ。