##迷い人が綴りて##

一眼デビューを機にブログ新設。へなちょこ動画作者が旅や関心事を気ままにつづります。

(前編)迷える初心者の一眼デビュー機選び ~C・Nは本当に絶対解なのか

この記事は、とある初心者の迷いに迷った一眼デビュー機選びを淡々と綴ったものです。偏見や思い込み、個人的な感想が多くを占めますので、今後一眼デビューを検討する方にとって参考になる記事ではありません。あしからず。

  

  

 

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E-M5iiを生やしてから1ヶ月が経とうとしています。(購入は2018年2月半ば)

 

E-M5 Markii はオリンパスの「O-MD」シリーズ三兄弟の次男坊にあたる、ミドルクラスのミラーレス一眼。現行機種ではあるものの、発売から3年が経過したひと世代前のモデルになります。

 

一眼デビューにあたり、なぜ今さらE-M5iiを導入したのか。決定に至るまでに選考した「ライバル」たちとの比較を含めて、私なりの理由を述べていきます。

 

 

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一眼導入を決めたのは、去年(2017年)の夏。それまで旅や動画製作などのお供として使用してきたのはこちらのコンデジIXY 510IS)。7年もののコンデジながら、小型軽量で気軽に撮影するには十分だと感じていました。

 

しかし、私の趣味である動画製作や鉄道撮影の業界では、一眼持ちが当たり前。同業他者の撮影した動画や写真を見るたびに、コンデジに不満と恥じらいが生まれてきていました。現在製作中の飯能編(2017年8月頭)の旅の後、「次の旅は一眼で行くゾ」と決意。

 

いつ一眼を生やしてもいいように、ある程度の貯金はキープしていました。とはいえ貧乏人の懐事情。コスパの高いモデルを選ぶに越したことはありません。

予算の目安は本体とレンズ合わせて10万円前後

ここから長い長い一眼選びが始まりました。

 

 

 

  • Nikonのエントリー名機?D5500

カメラ、とくに一眼の知識が皆無な私は、とりあえずTwitterの同業者の方々にオススメの高コスパモデルを聞くことに。そこで最初に目についた機種が、NikonのD5500

f:id:meizinp:20180313121121j:plain(写真は価格.comから引用しています。)

 

私のフォロワーの方々は、鉄道撮影を行っている方が大半。業界の中ではCanonNikonが凌ぎを削っています。「一眼レフとしては軽量」「Nikonのキットレンズは優秀」「エントリー向けとしては高性能」と評判上々。D5500ユーザーもいたことから、あっという間に私の頭の中はD5000番台一色。

 

軽く調べた情報によると「Canonは記憶色でポートレート向き、Nikonは堅実で風景向き」だとか、「Canonの方が操作性が優しい」という意見も。偶然にも身近な環境に、D5500の前身機種とCanonの中堅APS-C機を触り比べられる環境があり、お試し撮り。電気屋でも後継機D5600とライバル機X9iを比較してきました。

 

私の得た印象では「D5000番台が小型で軽い!」「世間の評判とは違い、自分にとってはNikonの方が操作面で使いやすい」「写真撮影における性能や映りの差はよく分からない」。旅のお供となる以上軽いに越したことはなく、コスパも優秀なことからNikon機に決定。

 

ひとつ引っかかった点としては、ライブビュー撮影(光学ファインダーを覗かず液晶画面で撮影するモード。一眼レフは構造上、動画撮影はこのモードで行う必要がある)での応答性。動画製作者として、一眼動画の撮影も検討していましたが、ライブビュー撮影ではCanonにAFスピードなどの大きな優位を感じました。

しかし動画機には、同年春に導入したビデオカメラがあり、「三脚固定で風景を撮るような、AFがいらずボケが欲しい場面だけで使えばいいや」との結論に。

 

(検討当時は知らなかったものの、Canon機はAPS-Cレンズがフルサイズ機に流用できない。後のステップアップを考える場合、ネックなポイントになりそう。)

 

 

 

  • キットレンズか?高倍率ズームか?

世間一般では「ずぼらズームは画質がダメ」「最初はキットで間違いない」という意見が多め。しかし私はずぼらズームが欲しかった。 

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コンデジの限界圧縮。圧縮が物足りないと感じた場面は多々。

私がコンデジ時代に行っていた撮影スタイルでは、標準域と望遠域を頻繁に切り替える必要がありました。旅のスナップでは主に標準域を使っていましたが、

圧縮効果が大好き

で、何ともない街中でも限界までズームを伸ばして撮ることが多くありました。これまでは格安コンデジのズーム範囲で、一眼レフでは標準域扱いになる画角でしたが、「もっと圧縮したい」と思うことが多々ありました。圧縮が足りない時には写真を諦め、ズームに強い(が解像感はお察しな)ビデオカメラで撮ることも。

また、鉄道撮影では望遠域を要求されることが多く、旅の中では広角で駅前の風景を撮ってからすぐに電車を望遠で撮影・・・という応答も求められました。

 

それらの問題は、多少画質には妥協しても高倍率ズームを用いることで解決できます。一方で、ずぼらズームを推すと「一眼のレンズ交換を否定しているのか?」と言う方もいます。

比較に高級コンデジや「ネオ一眼」も触りましたが、電動ズームとなるコンデジより手動で回す方がスピード、微調整など使い勝手は上手。もし映りに不満が出ても、一眼であればレンズを買えば良いところ、一体型の場合は本体まるまる買い換えとなります。一眼ユーザーのサブ機としては考えられるものの、やはり初心者にとっては一眼が欲しい。

さらにステップアップや資金増強が叶えば、やがて初期導入のレンズの使用頻度は減り、単焦点や明るいズームを付け替えることになるかもしれません。どうせ映りの半端なレンズならば、キットレンズ(ダブルズーム)よりもずぼらズームの方が、上位レンズと用途が被らず、気軽な撮影用として重宝できるだろうとも考えました。

 

 

 

  • そして、気づく。

そしてAm○zonでポチポチ。D5500とSIGMAのずぼらズームをカゴに入れる。D5500はダブルズームは不要なものの、ボディ単体との差額が少なく、小ぶりな標準ズームを保険として得られる18-55mmレンズキットに狙いを定めました。

  

しかしここで、あることが不安になり始めました。

その不安は現実か妄想か確かめるべく、カメラ屋でD5600に購入予定のずぼらズームと同じくらいの大きさのレンズを付けてみる。

 

レンズが重い。

 

・・・は?

 

いくら本体の軽いD5500を持ってしても、ボディと同じ重さのレンズがついては1キロ弱のユニットを持ち歩くこととなる。本体の重さは気にしていたのに、そんな肝心なことが頭から抜けていた。あばばばば。

 

しかし、ここで気づいたこととして重要なのは、レンズの重さそのものではなく

ここまで盲目的に選んできたCanonNikonの一眼レフが本当に絶対解(絶対買い?)なのか?

ということ。私の使う用途、撮影スタイルに本当に合っているのか?もう一度、冷静になって必要な要素をまとめるべきだと気づいたのです。

 

 

 

  • 私に必要だったもの

 改めて、自分の撮影スタイルと用途、相棒に求める条件を考えてみる。

  1. 10万円前後の予算。もっと安ければもちろん嬉しい。
  2. 旅のお供になるカメラ。
  3. ユニット全体(本体+レンズ)の小ささ、軽さ。
  4. 最初のレンズは可能な限りずぼらズーム、最低でも標準+望遠ダブルズーム。
  5. 新品、店頭で買いたい。
  6. 必要十分なスペック(曖昧)。動画が撮りやすいと嬉しい。
  7. 将来を見据えた拡張性。

 

予算はできるだけ守りたい。高いカメラがイイのは当たり前。ただ高いカメラほど基本的にデカいのも事実。  

 

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アニメ「たまゆら」より、ぽってこと沢渡楓ちゃん。ローライ35Sが愛機。かわいい。

 旅のお供になり、高くはなくとも愛着を持って自慢できる相棒が欲しい。性能か?デザインか?繊細なカメラといえど、旅の中で使うためにはそれなりのタフさがあると嬉しいかもしれない。

私は「The一眼レフ」なデザインよりも、個性的な見た目に惹かれるタイプだ。アニメ漬けによる影響もあって、「たまゆら」のぽってが持っているローライや、「ヤマノススメ」のほのかちゃんが持っている富士のカメラのような、銀色の混じったオールドライクなデザインが好み。

 

軽さは一番の武器だと思っている。いくらいいカメラでも、重くて持ち歩く気が失せてしまえば宝の持ち腐れ。日常的にカメラを持ち歩くわけではないけれど、一人旅や鉄道撮影にぷらっと出かけるときに、覚悟する重さではどうしようもない。

先程、私には高級コンデジは合わないと述べましたが、一眼そのものが億劫になる人はコンデジから始めるのもいいでしょう。

 

先程述べたように、カメラに対応した高倍率ズームレンズがあると嬉しい。本体と別々で買うと値段が高くなりがち。納得いく条件が得られればダブルズームで我慢。

 

D5500とレンズをAm○zonで買おうとして失敗したので、やはり冷静に考えられる店頭購入が私にはお似合いだろう。ここまで深く考えてこなかったが、カメラの保証なども考えると安心感がある。中古は不安で落ち着かないので、多少高くても新品が欲しい。

 

スペックは納得できるものなら何でもいい。初心者には撮影の中で細かいことはわからない。ただ心の持ちよう的に最安モデルだけは避けたいと思い、「最安モデルのひとつ上位」くらいから検討を始めてみる。D5500のボディ側で唯一の不安要素となった動画撮影が便利ならプラス評価。

 

貧乏人故に、すぐさまレンズ拡張というわけにはいかない。それでもレンズの選択肢が多いに越したことはない。とくに手に入れやすい価格帯にもレンズが十分揃っていることが重要。

 

 

必要条件を見直して、

一眼レフにこだわる必要がない

ことはハッキリてしまった。私の生息する鉄道界隈では、鉄道撮影メインでカメラを使う方が多い。私もよく鉄道写真を撮るため、その概念に縛られていたが、実際どうだろう。

私が最もコンデジを使う場面は「鉄道旅行」の中。電車以外の被写体にカメラを向けることも多く、むしろ美しく撮りたいのは風景写真の方。鉄道写真は記録程度にとどめていた。そうなれば、動体撮影に有利な一眼レフに縛らなくても、ミラーレス一眼が選び放題

D5600とx9iの比較時に、店員からミラーレスより一眼レフを勧められたこともあったが、それまでミラーレスに目をつけていなかったことをアホらしく思った。

 

しかし、必要条件のもとで検討をする前に候補から外れてしまったメーカーがふたつ。

ペンタックスは一度も手を触れることなく候補外へ。私が住んでいるのは静岡の小都市、都市圏から見ればただの田舎。私の身近にあるカメラショップや電気屋には、ペンタックスの実機がどこにも置いていなかった。あぁ悲しき。

富士フィルムはレンズの拡張性と値段の高さ、知り合いにユーザーがいなかったこともありボツ。後に気になって調べたものの、富士の個性的な操作性は私には使いこなせそうにない。

 

検討の初期でNikon1(J5)、EOS-M(M5)がボツに。ニコワン(1インチセンサーがネック)とM5(AFや操作性が残念)はレンズの少なさに加え、スペック的にも納得がいかなかった。

 

 

一眼レフの中ではD5500が最善であったのは決まっていたため、一眼レフの中での再検討は行わずにミラーレスのライバル達と戦わせます。オリンパスパナソニックソニーからそれぞれ気になる機種が固まりましたが、最終選考へ至る決戦は次回の記事で。

 

ここまでで、すでにE-M5iiへ至る要素が散見されますが、もう少しお付き合いください。

 

 

後編はこちら。

 

meizinp.hatenablog.com